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現代ギター社新刊、「ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集VI〜小品集〜」が入荷しました。

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ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集VI〜小品集〜

現代ギター社 ¥1,980(税抜¥1,800)移曲:秋山幸生 監修:小川伊作

<収載曲>
P.55 ウィンター夫人のジャンプ
P.56 ホワイト夫人に事なし
P.57 ヴォークス夫人のジグ
P.58 靴屋の女房-ア・トイ
P.59 タールトンの復活
P.75 夢
P.77 ノリッシュ夫人の喜び
P.78 無題の小品
P.79 もしも一日が
P.80 コイ・ジョイ
P.81 タールトンのジグ
P.93 いとも優れた音楽家ジャノ・ドゥランド
P.98 プレリュード
P.99 ダウランド氏の真夜中
P.100 コラント

<出版社紹介文より>
ジョン・ダウランド(1563-1626)は<涙のパヴァン><ファンタジア><エリザベス女王のガリアード>などで広く親しまれているルネサンス期イギリスの有名なリュート奏者・作曲家。しかしながらそれらはダウランドによる独奏曲のごく一部に過ぎない。

「ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集」は100曲を超えるダウランドのリュート独奏曲を網羅してギター譜にする、世界初の全集です。

この曲集の底本はダイアナ・ポールトンらによる《ジョン・ダウランド/リュート音楽集成》(Faber Music、初版1974年/第3版1981年)。

この集成はタブラチュアと二段譜であり、ギタリストにとってすぐに弾けるものではありません。ダウランドの音楽世界をより広くの人々にアプローチできるようにするために、全6巻に分けてギター譜にトランスクリプション(移曲)するという本企画が立案されました。

ルーツ、楽器の構造、奏法など異なる点もあるとはいえ同じ撥弦楽器として、一人でも多くの人がギターを通して、美しく高貴なダウランドの音楽に遊ばれることを願っています。

シリーズ完結となるこの第6集はこれまでの曲集に収まらなかった珍しい小品を集めたもので、特にP.98<プレリュード>はダウランド唯一のプレリュードで、近年ギターで弾かれることが多いものの、正式な出版物としては本曲集が初めてと言えるでしょう。